英国の車内販売で使用されている紙コップ

  日本では廃止・縮小の一方ですが、英国は多くの列車で車内販売が実施されています。イギリスの鉄道はフランチャイズ制で、政府によってサービスが細かく取り決められています。そのなかに車内販売についても取り決められているのでしょう(たぶん…)

旅行中、よく車内販売を利用したのですが、車内販売の定番メニューである紅茶を注文した際、鉄道会社ごとにカップが異なることに気づきました。色々工夫をこらしたデザインもありますので紹介します。

 

f:id:cccp1991_hanehane:20190312105914j:plain

Great Western Railwayの紙コップです。シンプルなデザインですね

ちなみにこの色とロゴは最近の車両にも使用されています、以前は青地にデザインが描かれていました。その頃の紙コップは別の色だったんでしょうか?

f:id:cccp1991_hanehane:20190312105739j:plain

こちらはヴァージン・アトランティックで有名なヴァージン・グループが運営しているVirgin Trainsの紙コップです。こちらも会社のロゴと色が使われています。

f:id:cccp1991_hanehane:20190312105832j:plain

スコットランドの鉄道会社Scot Railの紙コップです。

f:id:cccp1991_hanehane:20190312105900j:plain

イギリスに2系統しか残っていない寝台列車の一つ、カレドニアン・スリーパーの紙コップです。ロンドン・ユーストン駅からスコットランドへの寝台列車で、以前はScot Railフランチャイズの一部でしたが、現在ではカレドニアン・スリーパーとして独立したフランチャイズになっています。

f:id:cccp1991_hanehane:20190312105846j:plain

この会社はもしかすると知名度が低いかもしれません、ロンドンを経由しない、イギリス各地を運行するサービス、クロスカントリーの紙コップです。南はペンザンスから北はアバディーンまで運行しているので、地方に行くと見ることができます。英国最長距離を走行する列車はこの会社が運行するアバディーン発ペンザンス行き列車です。

 

その他にも小規模な会社では自社ロゴの入っていない市販品を使っていたりします。今度イギリスに行く際も各会社の紙コップを撮影しようと思います。