銚子電気鉄道の車両 最終回

もう書いてしまおう、明日まで待ち切れない
ということで最終回です。さっき更新した
デハ702の後ろにいた車両です。
ワム80000改造のオープンデッキ車両、ユ101です。

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ワム80000を大宮工場で改造したそうで280000番台なのか、80000原型なのかは気になります。

貨車ということで、しっかり下回りも確認と撮影をしました。
自作中なので、ブレーキシリンダなどはとても参考になります。

車両もすごくいいですが、この線路の感じや、車止めなどもすごく良いですね
ジオラマの参考になります。
特に線路と地面の高さがどうなっているのかが、結構普通の鉄道写真だと分からないんですね
だから自分で撮ってます。

このように周った銚子電鉄ですが、すごくいいところでした。また行きたいです。
印象に残ったのは『銚子電鉄の動力は電気ではございません。皆様の温かい応援を動力に運行しています。』という言葉でした。
英国では保存鉄道といい、多くの鉄道ファンからの支援で蒸気機関車を動かしている鉄道がたくさんあります。日本でも有志での保存活動は存在していますが、英国の規模、数にはとても及びません。
銚子電鉄は、保存鉄道とは違いますが、通勤、通学、普段の乗客だけでは存続が難しいという点は共通です。そもそも英国の保存鉄道は国鉄時代に廃線になったような路線を使っての保存活動だったりするので、この鉄道を支援しようという、そういった気持があっての鉄道です。
日本ではまだまだ企業の保存活動などのほうが大々的であり、草の根レベルでの保存活動は小さいですが、銚子電鉄をぬれ煎餅で救ったということは、大規模な保存活動も、将来的には日本で実現できたりするのでは?と、電車に乗りながら考えてみました。